このままだと地方が・・・
高知競馬がまた存続のピンチだ。今年度の第1四半期(4〜6月)の収支は3826万円のマイナス。05年度から持ち越した剰余金(4677万円)で赤字を補填(ほてん)したが、剰余金残高は850万円に減った。橋本知事は03年の県議会で、運営が赤字になると見込まれた場合は「年度途中でも開催を取りやめる」と述べており、同競馬は人件費を切りつめるなど、第2四半期(7〜9月)の赤字回避に必死だ。
県競馬対策室によると、第1四半期の自場開催レースと他場開催を合わせた収入は11億8567万円、支出は12億2394万円。1日当たり入場者数は2378人で、前年同期(2622人)の約9割にとどまった。
高知競馬を巡っては、02年度末までに同競馬を運営する県競馬組合の累積赤字が88億円にのぼり、県が65億円、高知市が23億円を肩代わりした。その際、「新たな負担はしない。運営が赤字になると見込まれたら廃止する」との条件が示された。
これを受け、同組合は03年度、職員や従事員の給与引き下げ、賞典奨励費の抑制などに踏み切った。03年夏から04年春にかけての「ハルウララブーム」効果もあり、03年度末までに8167万円の剰余金が出たほか、財政調整基金に4千万円の積み立てもできた。
だが、04、05年度は不調。取り崩しを続けた剰余金は今や残り850万円だ。収支のマイナス分を剰余金で埋めきれないと予測された場合は廃止になるため、まさにがけっぷちの状態にある。
04年11月からはライブドアと業務提携を結んだが、堀江貴文・前社長らが逮捕された。目立った成果が上がらぬまま、実質的には白紙状態に戻ってしまった。
今年度第2四半期(7〜9月)から、県競馬組合や県、高知市などでつくる高知競馬事業運営協議会は、従事員賃金や賞典奨励費を10%カットした。また、県競馬組合は知名度アップのため、6月から県内の道の駅に高知競馬のパンフレットを置き始め、さらにホテルへの配布も強化。スポンサー探しにも血眼だ。
この22日には広島県福山市が運営する福山競馬との騎手交流レースを高知競馬で行う。福山競馬の上位5人、高知競馬の上位7人の計12騎手が出場、福山のファンにも高知競馬について知ってもらい、馬券を買ってもらうのが目的だ。
さらに、関係者が注目するのが馬券のネット販売。7月1日からソフトバンクのグループ会社が「オッズ・パーク」の名称で開始し、楽天も年内に始める予定だ。
県競馬組合の井上健一管理者は「人目に触れる機会は増えるはず。どう高知競馬の中身を充実させ、アピールしていくかが問われている」。県競馬対策室の坂本恵子室長は「存続に向け知恵を絞らなければならない。しかし、その時間は残り少ない」と話している。

【2006/07/12 10:58 】
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競馬界の悲しい現実
3日、新日高町静内のアロースタッドに繋養されていたラムタラ(牡14)が、英国に売却されることが明らかになった。シンジケートの関係者が明らかにしたもので、買い戻し価格は24万ドル(約2750万円)。6月中旬に行われたシンジケートの臨時総会における、書面決議で決定した。今シーズンの種付け終了後に英国へ移動する。

 同馬は、父Nijinsky、母Snow Bride(その父Blushing Groom)という血統の米国産馬。94年8月のデビュー戦快勝後、10か月の休み明けをものともせずに英ダービー(英G1)のレコードを59年ぶりに塗りかえ優勝。その後、キングジョージ6世&クイーンエリザベスDS(英G1)でペンタイアを、凱旋門賞(仏G1)でフリーダムクライ Freedom Cryを破り優勝。史上初めて欧州の3大レースを無敗で制覇した。通算成績4戦4勝で現役を引退し、英国で1年間供用されたあと、日本の生産者グループが3000万ドル(約33億円)で購買。総額約44億円のシンジケートが結成され、97年からアロースタッドで繋養されていた。

 主な産駒にはメイショウラムセス(02年富士S-GIII)、ミレニアムスズカ(02年阪神ジャンプS-JGIII)、マルカセンリョウ(04年かきつばた記念、03年名古屋大賞典-共に交流GIII)などがいる。
【2006/07/05 02:42 】
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米競馬での日本馬の活躍
ダンスが父SSに捧げる圧勝/米G3

<キャッシュコールマイル>◇1日=米ハリウッドパーク競馬場◇G3◇芝1600メートル◇3歳上牝馬◇出走8頭
 ダンスインザムード(牝5、藤沢和)が日本産&日本調教のサンデーサイレンス産駒として初めて、父の故郷で重賞制覇を飾った。2年前のアメリカンオークス2着に続く2度目の米国挑戦で日本の悲願を達成した。藤沢和雄師(54)は98年タイキシャトル以来8年ぶり2度目の海外V。帰国後は10月29日東京の天皇賞・秋(G1、芝2000メートル)を目指す。
 ダンスインザムードの勝利を一番喜んでいるのは、天国の父サンデーサイレンスかもしれない。中団後方を進んだ孝行娘は4角手前から動き、ひとまくりで一気に先頭集団に並び掛けた。V・エスピノーザ騎手の見せムチに闘志をたぎらせ、直線半ばで先頭を奪う。そのままリードを広げ、2着に差してきたスウィートトーカーに1馬身3/4差をつける完勝。父が初勝利を挙げたハリウッドパーク競馬場で地元勢を一蹴した。1分33秒33はレースレコード。ジョッキーは「強い馬であることはこちらにいても分かっていたので、自信を持って乗った。彼女は非常にリラックスして、こちらの指示を待っていた。少し手を動かしただけで反応してくれた。想像通りの強さ。最後の直線でも楽な手応えだった」と絶賛した。
 日本馬が海外で勝つことは珍しい時代ではなくなった。G1は14勝を数える。SS産駒もステイゴールド、ハットトリック、ハーツクライで3勝している。しかし今回は日本で生まれ、日本で調教されたSS産駒が父の故郷で挙げた初めての重賞勝利。格はG3でも特別な意味がある。日本馬の劇的なレベルアップに貢献したSSの子を米国国民に認めてもらうことは、購買した社台グループに代表されるホースマンの夢であり願いだった。ダンスインザムードだけでなくバブルガムフェロー、ゼンノロブロイ、スティンガーでG1を取り、最初からSS産駒の卓越した資質を認識していた藤沢和師の言葉が象徴している。「アメリカの地でサンデーサイレンスの子で勝つことができて本当にうれしい」。見事に2年前のアメリカンオークス2着の雪辱を果たしたトレーナーは感慨もひとしお。「去年はレースで落ち着いて走れなかったが、今はそんなことはない。2年間で馬が精神的に大きく成長したのが勝因。いつも牡馬と走っているから、負けるわけにはいかないと思っていた」と胸を張った。
 次の目標は過去2着、3着と惜敗している秋の天皇賞。牡馬を倒して歴代の名牝に肩を並べる。


現地時間2日、米・ハリウッドパーク競馬場で行われたアメリカンオークス(3歳牝、米G1・芝10f)に日本から参戦したアサヒライジング(牝3、美浦・古賀慎明厩舎)は、単勝1番人気に支持され、後方3番手から直線追い込んだが、好位追走から4角で先頭に立ったG.ゴメス騎手騎乗の3番人気ウェイトアホワイル Wait a While(牝3、米・T.プレッチャー厩舎)を捕らえることができず、4.1/2馬身差の2着に敗れた。勝ちタイムは1分59秒38(良)。さらに1/2馬身差の3着には5番人気アラヴェイル Arravaleが入った。

 勝ったウェイトアホワイルは、父Maria's Mon、母Flirtatious(その父A.P. Indy)という血統の米国産馬。05年8月にデビューし、2戦目で初勝利。今年2月のダヴォナデールS(米G2)で重賞初制覇を果たし、アシュランドS(米G1)2着、ケンタッキーオークス(米G1)3着とG1でも良績を残していた。前走サンズポイントS(米G3)で重賞2勝目を挙げ、今回は初勝利以来の芝でのレースだった。通算成績10戦5勝(重賞3勝)。 asahirai.jpg

【2006/07/03 11:03 】
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美酒王国再生計画
地域の特性を生かした振興策を国が支援する地域再生計画に、県の「『秋田酒こまち』による美酒王国再生計画」、由利本荘市の「高度情報化による活力と魅力あるまちづくり」など5件が決まった。本県関係の認定は今回の5件を含めて計19件となる。認定日は今月3日。

 美酒王国再生は、県総合食品研究所や農業試験場、県立大、酒造組合、あきた企業活性化センターなどが連携し、県の酒造好適米・秋田酒こまちの栽培技術を確立、栽培面積を拡大する。計画期間は18―20年度で総事業費は3000万円。
【2006/07/01 12:33 】
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